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通関士の合格率推移を徹底解説!年度別データと難易度の変化

通関士の合格率は?最新データをまず確認

通関士試験の合格率は約10〜15%です。試験は税関が所管し、財務省関税局が実施しています。

出典:税関 通関士試験

この合格率を他の国家資格と比較すると、宅建士(約15〜17%)や社会保険労務士(約6〜7%)の中間に位置します。決して高くはなく、難関資格の部類に入ります。

この数字、あなたはどう感じますか?

通関士合格率の年度別推移

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年(2023年) 6,261人 1,164人 18.6%
令和4年(2022年) 6,367人 1,103人 17.3%
令和3年(2021年) 6,961人 1,097人 15.8%
令和2年(2020年) 6,549人 902人 13.8%
令和元年(2019年) 6,388人 886人 13.9%
平成30年(2018年) 6,218人 970人 15.6%
平成29年(2017年) 6,535人 1,392人 21.3%
平成28年(2016年) 6,997人 688人 9.8%
平成27年(2015年) 7,578人 764人 10.1%
平成26年(2014年) 8,071人 1,013人 12.5%

出典:税関 通関士試験

2023年

18.6%

2022年

17.3%

2021年

15.8%

2020年

13.8%

2019年

13.9%

2018年

15.6%

2017年

21.3%

2016年

9.8%

2015年

10.1%

2014年

12.5%

※ 上記データは公式発表をもとに作成。最新情報は公式サイトをご確認ください。

合格率が変動する要因:難化・易化の背景

平成28・29年の大きな変動

平成28年(2016年)に合格率が9.8%まで急落しました。この年は「通関実務」科目の計算問題で、為替レートや輸入申告価格の算出に関する複雑な応用問題が増加し、受験生の正答率が大幅に下がったとされています。翌年の平成29年(2017年)には21.3%へ急上昇しており、試験の難易度調整が行われたと考えられます。

法改正の影響

通関業法や関税法は頻繁に改正されます。TPP11(環太平洋パートナーシップ協定)や日EU経済連携協定(EPA)などの発効に伴い、関税率表や原産地規則に関する出題が複雑化しました。法改正が実施された翌年度は、新規定の理解が不十分な受験生が増え、合格率が下がる傾向があります。

近年の傾向

令和2年(2020年)以降、合格率は13〜18%台で推移しており、やや安定してきています。しかし、試験範囲の広さと専門性の高さから、依然として難関資格の位置づけは変わりません。特に「通関実務」科目の輸出入申告書の作成問題は、実務経験のない受験生にとって高いハードルとなっています。

通関士の難易度ランク:合格率から見えること

難易度:かなり難

通関士の合格率10〜15%は、同じ貿易・物流系資格である「貿易実務検定A級」(合格率約30%)と比べて低く、「社会保険労務士」(合格率約6〜7%)よりは若干高い水準です。行政書士(合格率約10〜12%)とほぼ同レベルで、法律系資格の中でも難関に位置します。

合格率が低い最大の理由は、試験科目が「通関業法」「関税法」「関税率表」と広範囲にわたり、かつ実務的な知識が求められる点です。特に通関実務では輸出入申告書の正確な作成能力が問われ、実務未経験者には難易度が高くなります。また、各科目60%以上かつ総合60%以上という合格基準により、苦手科目があると足切りされる仕組みも難易度を押し上げています。

合格率を踏まえた合格戦略:何をすべきか

合格率約10〜15%の試験では、標準的に400〜600時間の学習時間が必要とされています。1日2時間確保できれば約7〜10か月、1日3時間なら約4〜7か月の学習期間が目安です。

▶ 具体的な勉強時間の目安は通関士の勉強時間 目安で詳しく解説しています。

独学 vs 通信講座:どちらが有利か

独学の場合、市販のテキストや過去問集を使って学習できますが、通関実務の申告書作成や法改正への対応が難しく、合格率10%台の試験では効率が悪くなりがちです。一方、通信講座では最新の法改正に対応した教材、実務経験豊富な講師による解説動画、質問サポートが受けられるため、初学者でも理解がスムーズに進みます。

合格率が低い試験ほど、体系的なカリキュラムと疑問点をすぐ解消できる環境の価値が高まります。特に働きながら合格を目指す社会人にとって、限られた時間で効率よく学べる通信講座は有力な選択肢です。

まとめ:通関士の合格率と今後の対策

通関士の合格率は約10〜15%で推移しており、今後も難関資格として位置づけられるでしょう。法改正や国際経済の動向によって出題傾向が変わる可能性はありますが、基本的な難易度は維持されると予想されます。早めに対策を始めることが合格への近道です。

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