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基本情報技術者の合格率推移を徹底解説!年度別データと難易度の変化

基本情報技術者の合格率は?最新データをまず確認

基本情報技術者試験の直近の合格率は約40〜50%で推移しています。試験実施機関である独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の公式サイト(https://www.ipa.go.jp/shiken/goukaku/)で公開されているデータによると、2023年度以降の新制度移行後、合格率は40%台を中心に推移しています。

この数字、あなたはどう感じますか?

国家資格全体で見ると、合格率40〜50%は「標準的」な水準です。比較対象として、ITパスポート試験の合格率は約50〜60%、応用情報技術者試験は約20〜25%、宅地建物取引士は約15〜17%となっており、基本情報技術者は入門資格と上位資格の中間に位置しています。決して「簡単すぎる」わけではありませんが、適切な対策を行えば十分に合格が狙える難易度といえます。

基本情報技術者合格率の年度別推移

年度 受験者数 合格者数 合格率
2023年度 約106,000人 約49,000人 46.4%
2022年度 約118,000人 約47,000人 39.9%
2021年度 約104,000人 約41,000人 39.6%
2020年度 約78,000人 約36,000人 46.4%
2019年度 約167,000人 約42,000人 25.7%
2018年度 約155,000人 約43,000人 28.5%
2017年度 約148,000人 約36,000人 24.6%

出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)統計資料(https://www.ipa.go.jp/shiken/toukei/

2023年度

46.4%

2022年度

39.9%

2021年度

39.6%

2020年度

46.4%

2019年度

25.7%

2018年度

28.5%

2017年度

24.6%

※ 上記データは公式発表をもとに作成。最新情報は公式サイトをご確認ください。

合格率が変動する要因:難化・易化の背景

基本情報技術者試験の合格率は年度によって大きく変動していますが、その背景には試験制度の変更や受験環境の変化が深く関わっています。

2023年度の試験制度改正による影響

2023年4月から、基本情報技術者試験は大幅な制度改正が実施されました。従来の年2回の統一試験から、通年実施のCBT(Computer Based Testing)方式へと移行し、科目A試験(旧午前試験)と科目B試験(旧午後試験)に再編されました。特に科目B試験では、プログラミング言語の選択が廃止され、疑似言語とアルゴリズム、情報セキュリティが重点化されました。この改正により、2023年度以降の合格率は40%台半ばへと上昇しています。

2020年度のコロナ禍による受験者減と合格率上昇

2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で試験が一部中止となり、受験者数が大幅に減少しました。この年の合格率46.4%という数字は、受験を見送った層が多かったことで、相対的に準備が整った受験者の割合が高まった結果と考えられます。

2017〜2019年度の合格率低迷期

2017年度から2019年度にかけて、合格率は24〜28%台で推移していました。この時期は午後試験の出題傾向が変化し、従来の定型問題から応用的な思考力を問う問題へとシフトしたことが影響しています。特にアルゴリズムとプログラミング分野での得点率が低下し、全体の合格率を押し下げました。

近年の傾向

2023年度以降の新制度では、CBT方式の導入により受験機会が増加し、自分のペースで準備を整えてから受験できるようになりました。結果として合格率は40%台で安定しつつあり、今後もこの水準が続く見込みです。ただし、科目B試験の難易度が安定するまでは、年度ごとに数ポイントの変動が予想されます。

基本情報技術者の難易度ランク:合格率から見えること

難易度:普通

合格率約40〜50%という数字から、基本情報技術者試験は5段階評価で「普通」に位置づけられます。同じIT系資格では、ITパスポート(合格率約50〜60%)より難しく、応用情報技術者(合格率約20〜25%)よりは取り組みやすい位置です。他ジャンルでは、日商簿記2級(合格率約15〜25%)や第二種電気工事士(合格率約60〜70%)と比較すると、中程度の難易度帯に入ります。

合格率が40%台である理由は、試験範囲の広さとアルゴリズム・プログラミング分野の専門性にあります。テクノロジ・マネジメント・ストラテジの3分野から幅広く出題されるため、体系的な学習が必須です。一方で、各科目600点以上(1000点満点)という合格基準は決して高くなく、正答率60%を確保できれば合格できるため、適切な対策を行えば初学者でも十分に到達可能な水準といえます。

合格率を踏まえた合格戦略:何をすべきか

合格率約40〜50%という数字から逆算すると、必要な勉強時間は150〜200時間程度が目安となります。IT業界未経験者であれば200時間以上、ITの基礎知識がある方なら150時間程度で合格レベルに到達できる計算です。1日2時間の学習なら約3〜4ヶ月、1日1時間なら6ヶ月程度の準備期間を確保しましょう。

▶ 具体的な勉強時間の目安は基本情報技術者の勉強時間 目安で詳しく解説しています。

独学 vs 通信講座:合格率から見る選択肢

合格率40%台という数字は、「半数以上が不合格になる」ことを意味します。独学の場合、どこから手をつけるべきか、どの分野に重点を置くべきかの判断が難しく、非効率な学習に陥るリスクがあります。特にアルゴリズムとプログラミング分野は独学での習得に時間がかかるため、つまずきやすいポイントです。

通信講座を活用すると、出題傾向に沿った効率的なカリキュラムで学習でき、科目A・科目B双方の対策が体系化されています。合格率が決して高くない試験だからこそ、プロの指導と計画的な学習プランによって、短期間で確実に合格ラインを突破する価値があります。スタディングのような通信講座では、スマホ学習やAI問題演習など、スキマ時間を活用しながら効率よく対策できる仕組みが整っています。

まとめ:基本情報技術者の合格率と今後の対策

基本情報技術者試験の合格率は約40〜50%で推移しており、2023年度の制度改正以降は安定傾向にあります。試験範囲は広いものの、体系的な学習と過去問演習を重ねることで十分に合格可能な水準です。早めに対策を始めることが合格への近道です。

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