電気・設備系資格

電験三種の合格率推移を徹底解説!年度別データと難易度の変化

電験三種の合格率は?最新データをまず確認

電験三種(第三種電気主任技術者試験)の合格率は約10〜15%です。この数字は、一般財団法人電気技術者試験センターの公式発表に基づいています。

出典:一般財団法人電気技術者試験センター

この合格率は他資格と比較してどうでしょうか。行政書士(約10〜12%)、社会保険労務士(約6〜7%)と同水準で、難易度:かなり難に分類される国家資格です。宅建士(約15〜17%)よりやや難しく、簿記2級(約15〜25%)と比べると明らかに低い合格率となっています。

この数字、あなたはどう感じますか?10人受けて1〜2人しか合格できない試験ですが、科目合格制度を活用すれば着実にステップアップできる仕組みが整っています。

電験三種合格率の年度別推移

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年度(2023年) 44,961人 5,507人 12.3%
令和4年度(2022年) 43,347人 4,832人 11.1%
令和3年度(2021年) 37,765人 4,357人 11.5%
令和2年度(2020年) 39,010人 3,836人 9.8%
令和元年度(2019年) 41,543人 3,879人 9.3%
平成30年度(2018年) 42,976人 3,918人 9.1%
平成29年度(2017年) 45,720人 3,698人 8.1%
平成28年度(2016年) 46,552人 3,980人 8.5%

出典:一般財団法人電気技術者試験センター

2023年

12.3%

2022年

11.1%

2021年

11.5%

2020年

9.8%

2019年

9.3%

2018年

9.1%

2017年

8.1%

2016年

8.5%

※ 上記データは公式発表をもとに作成。最新情報は公式サイトをご確認ください。

合格率が変動する要因:難化・易化の背景

CBT方式導入による受験機会の拡大(2022年度〜)

令和4年度(2022年度)から、従来の年1回のペーパー試験に加えて、CBT(Computer Based Testing)方式が導入されました。受験機会が年2回に増えたことで、科目合格を狙いやすくなり、合格率が微増する傾向が見られます。令和4年度以降、合格率が11%台に回復したのはこの制度変更が一因です。

科目別難易度のバラつき

電験三種は理論・電力・機械・法規の4科目で構成されますが、年度によって各科目の難易度が大きく変動します。特に「機械」科目は出題範囲が広く、難化すると合格率全体を押し下げる傾向があります。平成29年度(2017年度)に合格率が8.1%まで低下したのは、機械科目の難化が主な要因とされています。

近年の傾向:安定化と微増

2020年以降、合格率は9〜12%の範囲で安定推移しています。試験実施機関が難易度調整を意識的に行っていること、CBT導入で受験者層が多様化したことが背景にあります。ただし科目合格制のため、4科目すべてを一度に合格する受験者は全体の3〜4%程度に留まり、複数年かけて合格を目指す受験者が大半です。

電験三種の難易度ランク:合格率から見えること

難易度:かなり難

電験三種の合格率約10〜15%は、同じ技術系国家資格である危険物取扱者甲種(約35〜40%)や第二種電気工事士(約60〜70%)と比べて大幅に低く、明確に「難関資格」に位置づけられます。同難易度帯の資格としては、行政書士(約10〜12%)、応用情報技術者(約20〜25%)、測量士(約10〜15%)などが挙げられます。

合格率が低い主な理由は、出題範囲の広さと計算問題の複雑さにあります。理論科目では電磁気学・回路理論、機械科目では電動機・変圧器など、大学の電気工学レベルの知識が求められます。さらに科目合格制があるため、「とりあえず受験」する層も一定数含まれ、見かけ上の合格率が低くなる側面もあります。

合格率を踏まえた合格戦略:何をすべきか

合格率約10〜15%の試験では、合格に必要な勉強時間は一般に800〜1,000時間とされています。科目合格制を活用し、2〜3年計画で取得を目指すのが現実的です。1年目に理論・法規、2年目に電力・機械といった戦略を立てれば、年間400〜500時間(1日1.5時間×10ヶ月)の学習で着実に前進できます。

▶ 具体的な勉強時間の目安は電験三種の勉強時間 目安で詳しく解説しています。

独学か通信講座か——合格率10%台の試験では、この選択が合否を分けます。独学でも合格は可能ですが、計算問題の解法パターン習得や法規の暗記事項整理に時間がかかり、挫折リスクが高まります。一方、通信講座は頻出論点に絞った教材と質問対応により、学習効率を大幅に高められます。

合格率が低い試験ほど、プロの指導による「最短ルート」の価値が高まります。独学で2年かかるところを1年に短縮できれば、時間・機会費用の両面でメリットは大きいでしょう。

まとめ:電験三種の合格率と今後の対策

電験三種の合格率は約10〜15%で推移し、CBT導入後もこの水準が続くと予想されます。科目合格制を前提に、2〜3年計画で学習を組み立てることが現実的です。早めに対策を始めることが合格への近道です。

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